クリーニング店のキャンペーンで利用率25%を達成
当社は1958年に創業し、神奈川県川崎市を中心に店舗を構えるクリーニング店を運営しております。
クリーニング業界はもともとPRに課題を抱えており、当社も苦戦しておりました。
そこにゼンドラさんからキュリアが使えるのではないかとご紹介いただきました。
アプリ不要で簡単にスマホのキャンペーンを開催できるツールと知り、更にクリーニング業界での導入が当時1社もないとのことでしたので「他社との差別化に使えそうだな」と思い導入いたしました。また料金体系が店舗数にかかわらず、会社単位で良いところも魅力的でした。
はい、ありました。昨今若い人はクリーニング不要のファストファッションを選ぶ傾向にあるため、クリーニング業界の顧客は年配者が多くなってきています。
スマホはあるけど使いこなせていないユーザー層なんですよね。
ただキュリアは専用のアプリのダウンロードの必要がなく、カメラの機能でQRを読み取るだけでしたので、当社のユーザー層でも使っていただけるのではないかと思いました。
最初は2月のバレンタイン企画で利用しました。
ただこの時は凝りすぎて上手くいかなかったですね。ホームページを見ていただいた人のみ対象としたキャンペーンで、店頭でホームページを見た旨を伝えると、キュリアのQRをスタッフが提示し、読み取ってもらうとクーポンがもらえるという内容にしておりました。ハードルが高く、まどろっこしかったため参加率は来店者の2.4%という残念な結果でした。
仕組みが煩雑だと良くないことがわかったので、翌月からは店頭で声かけしてキャンペーンを宣伝していく様にしました。
その後もクーポンの利用が翌日以降だと利用率が一気に50%まで下がったので、当日利用OKに変更したり、QRのガチャでハズレが出た人にも物理的にハズレ券を渡して2枚貯めるとポイントがもらえたり、と毎月工夫を凝らして企画を充実させていっております。
創意工夫の努力もあり、2021年6月には来店者の25.2%がキュリアのキャンペーンに参加いただきました。その後も20%超えの参加率を維持しております。
そうですね、お客様は正直なのでつまらなかったら翌月もうやってくれないんですよ。ですのでどう魅力ある企画にしていくかというのが肝だと思ってます。例えば「スーツ半額クーポン」を景品にしてもスーツをそもそも着ない人には要らないものですよね。なるべく多くのお客様に喜んでもらえる内容だとポイント還元になるのですが、それも続くと飽きられてしまいます。
そこで景品も工夫してますが、キャンペーン自体も試行錯誤しています。アナログとデジタルを掛け合わせた企画も行いました。キュリアで1~6までの数字が出るガチャを設定し、すごろくのサイコロとして使いました。すごろくのマス目は印刷した紙をお渡ししたので、コロナ禍で非接触で回せるサイコロとしてキュリアは活用できました。
またお客様を巻き込んだ企画も大切だと思っておりますので、店舗スタッフがお客様にどんなクーポンだったら嬉しいかも積極的にヒアリングしています。
当社のスタッフはアナログなメンバーが多く、最初の浸透が難しかったです。
私が各店舗を回って実演し、スタッフを教育していきました。その結果、理解してくれるスタッフも増え、継続することでお客様もノリノリで参加してくれる人も出てきて良い循環ができていると思います。
最近はインスタグラムやLINE公式アカウントも使い始めたのですが、キュリアでスマホ企画の実績があったためスタッフの理解も得やすかったです。
次はキュリアのアンケートフォーム機能を使って年明けのセール内容をお客様に決めてもらおうかなと思っております。
今までは抽選機能のみを使っていたのですが、キュリアは機能の組み合わせができるため、アンケート→抽選でポイント還元をやってみる予定です。
またある程度スマホキャンペーンが定着してきたので、毎月やってくださるお客様が固定化されてきています。それ自体は良いことなのですが新規のお客様にもご参加いただきたいと思っているので今後も動画を取り入れるなどして工夫を凝らしていきたいと思います。
コンテンツ画像の入れ替えができるのは良いのですが、当社はデザインのプロではないので画像作成のサポートがあると嬉しいですね。
ー本日はありがとうございました。