地元横浜鶴見を盛り上げるスタンプラリーで採用

ツルミ印刷株式会社②
営業推進部担当部長 田頭様

前回「#うちメシ応援プロジェクト デジタルスタンプラリー」の件でお話いただいたツルミ印刷株式会社様に「ちむどんどんするまち 横浜鶴見の美味しいものスタンプラリー」について伺いました。

前回のインタビューはこちら
http://qlear.net/cases/24

今回の「美味しいものスタンプラリー」の受注のきっかけについて教えてください。

こちらは横浜市鶴見区を盛り上げるために作られた「ちむどんどん 横浜鶴見プロジェクト実行委員会」で運営した企画になります。

「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト実行委員会
https://tsurumi-chimudondon.jp/

横浜市鶴見区は現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台の一つになっております。そこで観光客向けに「ちむどんどん」のテーマである「沖縄の食」を提供する飲食店をアピールしていこうということが決まりました。

当社は以前「#うちメシ応援プロジェクト デジタルスタンプラリー」で鶴見区内の飲食店とのお付き合いもあり、冊子やデジタルスタンプラリーのノウハウもありましたので、今回も冊子、POP制作からデジタルスタンプラリーの企画、運営全てをお任せいただいております。

企画の内容はどのようなものなのでしょうか?

横浜鶴見の沖縄をテーマにした料理を提供してくれる飲食店45店舗を3つのグループに分けました。それぞれ「ワッくんコース」「シーサーコース」「やんばるくいなコース」とし、コースごとにスタンプを集めると最大6回の応募が可能となっております。

各コースでスタンプを2個集めると「めんそーれ」プランに、10個集めると「ちばりよー」プランにプレゼント応募ができるようになります。

またデジタルスタンプラリー企画と同時開催で「美味しいものコンテスト」も行っております。今回の企画に参加いただいた45店舗の中から自分が好きな店舗に1日1回投票できるというものです。どちらも店頭に冊子とPOPを置いて来店したお客様にアピールしていただいております。

制作物について教えてください。

デジタルスタンプラリーは作り込みが命だと前回学びましたのでかなり工夫して設定しております。

制作物

①美味しいものスタンプラリー冊子 15,000部
②スタンプラリーのPOP 45種類✖️2個(各お店それぞれQRが異なりますので45種類となります)
③美味しいものコンテスト用のPOP 1種類✖️45店舗分
④キュリアの設定
 ・メインLP
 ・コース別参加登録用LP✖️3
 ・コース別スタンプラリー✖️3
 ・コンテスト用フォーム

今回店舗数が45店舗と多かったため、キュリアではない他社サービスも検討しましたが、最終的にはカスタマイズが色々できるキュリアでのコースを分けての設計に落ち着きました。
細かいログも取得したかったため各コースに入る前に参加登録用フォームを設置し、参加人数の把握もしております。

苦労されたことはございましたか?

はい、上述のラリー設計の話や景品内容がなかなか決まらず大変でした。
また冊子と連動した企画ですので冊子が校了しないとキュリアの作り込みができない、というタイトなスケジュールもきつかったですね。
結局仕様が決まったのが7月末で、そこから1〜2週間で制作し、テスト期間1週間でリリースでした。
キュリアはQRさえ掲載できれば後から変更もできるので、その点は非常に助かりました。

現状の反響はいかがでしょうか?

かなり好評です。まず開始が8月27日土曜日からだったのですが、夏休み最後の週末ということで非常にアクセスが多かったです。たった4日間で200件近いアクセスがありました。その後も土日は多い傾向にあります。
またそんな中でもお店からの使い方の問い合わせは全くありませんし、一般ユーザーさんからの問い合わせも1件だけでした。
QRを読み込むというシンプルな方法でわかりやすいのだと思います。

同時開催中の美味しいものコンテスト(美味しいお店への投票)ではコメントが任意であるにもかかわらず「ゴーヤの苦味が美味しかった」や「美味しかったのでまた来ます」などの感想を非常に多くご記入いただいております。

こういったコメントがお店の人のモチベーションになり、また鶴見を盛り上げていく一役になれば嬉しい限りです。
10月2日には県立三ツ池公園で行われる「チャンプルーフェス」で中間発表をする予定なのでよろしければお越しくださいませ。

ー貴重なお時間ありがとうございました!